自律神経の乱れに注意
2017/03/06
お元気ですか?
おはようございます。
ようやく寒かった冬が終わり、だんだん暖かくなってきました。春の訪れは、気持ちまでポカポカ温かくしてくれますね。
しかし、そんな今の季節に注意したいのが自律神経の乱れです。
自律神経とは、私たちの体にある神経の一つで、心臓や内臓・血管の働きをコントロールしたり、体温や血圧の調節、消化活動など沢山の役割を担っています。
この自律神経には、日中や活動時に働く「交感神経」と夜間や休息中に働く「副交感神経」の2種類があり、この2つが上手く切り替わって体のバランスが保たれています。
この2つの神経はシーソーのように交互に働きます。
交感神経が働いているときは、副交感神経はお休み。副交感神経が働いているときは副交感神経がお休みになります。
春は暖かさと寒さの差が激しく、行事や仕事などで外に出ること、人と会うことも多くなるので交感神経が働くことが多くなります。活動的になれば体力疲労が多くなったり、人と会う機会が多くなれば気分がいいこともあれば、そうでないこともある。心のマサツも多くなるからです。(間違いなく交感神経が活発にはたらきます)
交感神経は活動している時、緊張している時、ストレスを感じている時などに働く神経です。(野生動物と同じで行動範囲が広がると危険が多くなる イメージ微妙ですか!?)
しかし、交感神経が働くことが悪いことではありません。
交感神経が多く働いてしまうために副交感神経の働きが少ない事が問題なのです。(体を回復する働き)
交感神経が多く働く事が多くなったり長く続いたりすると
*疲労がとれない
*防衛本能が強く働き筋肉が硬くなる
*血管が縮むので栄養や酸素、血液などが全身に行きづらくなる(血管も筋肉の一部)
*リンパの流れが悪くなるので老廃物や疲労
物質も流れにくくなる
*身体の回復も遅れますし不調の原因にもなる
*ストレスに耐える力が弱くなる
*この身体の不調がストレスとなり、さらに交感神経が働いてしまう
悪循環になる
その変化に身体が耐えることができずに正常に切り替えができなくなってしまいます。
そして、身体のあちこちに不調が現れるという結果を招いてしまうのです。
副交感神経を働かすと身体は回復しやすい身体に変わっていきます。
今の自分の環境を変えるのはなかなか難しいですよね!?
仕事や人間関係、家族^^を急に変えることはできません。
「私できる!」って言う人は、元気な人かな~^^
副交感神経がよくはたらくと筋肉がゆるみます。血管も広がって内臓は活発的になり新陳代謝が良くなり身体の不調や回復が早くなります。副交感神経がちゃんとはたらいてくれるとどんどん元気になります。
副交感神経は、リラックスしている時、睡眠時休憩している時、身体を回復している時に時など身体などを修復するときに働く神経になります。
この2つの神経が同時に働くことはありません。皆さんも経験がると思いますが、疲れてるけど寝れない、大事な発表や行事がある(ストレス)から寝れない、何かに集中していると身体は痛くない!なんて時は交感神経が優位に働いてるときです。
身体も休んでいる時に修復作業を行います。細胞交換するとき痛みを出すこともあります。
道路工事は車を走らせながらできませんよね?わかりづらい!?
自転車がパンクした時に走りながら直すことできませんよね?
風邪を引いたとき、急性の痛みで動けなくなった時は安静にしていた方が治りが早いのは
休んで副交感神経を優位に働かせるからです。
施術後、だるくなったり眠くなったり、痛くなったりするのは交感神経優位から副交感神経が優位になったときのです。
私たちはこの身体をお迎えが来るまで使っていかなければなりません!どうせなら痛みの無い、辛さの少ない生活が長く続きたいですよね。
身体のバランスを整えて伸びやかな生活を!
月刊 「健康」平成29年3月2日 売(主婦の友社 刊)に
美原健康整体院。が掲載されました。皆さんのお役に少しでもなれればと思います。
励まして励まされてありがとう!
やさしい施術で、どこよりも早く痛みを解消!
美原健康整体院。 公式ホームページ
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