だから良くならないスポーツ障害（成長痛、オスグッド）

また一段と朝の冷え込みを感じるようになりましたね。

成長痛（オスグッド）　小学生５年　野球　Ａさん

足を引きずりながらの来院。
１年位前からの痛み。
今日も通常通り練習をして来たそうです！固定の強いサポーターをしていました。

一回目の施術で痛みはまだあるが、だいぶ楽になったと言ってくれました。
私は「痛みが取れるまで練習を休むか、痛みが出ない別メニューで練習して下さい。出来れば休んでもらいたい」に、Ａさんはお母さんの顔を見ました。

お母さんは、出来れば休みたくないの回答、コーチや周りの人に何と言われるかと心配のようでした。

技術や体力のアップは根性かもしれませんが、スポーツ障害が根性で良くなる事は絶対にありません。相談してみるとのとの事で帰りましたが、２回目の施術の時は、また練習帰りようでした、いつも通りの痛み。

コーチは練習を休む事に反対であり、「みんな痛いのに頑張っているんだ」と言われＡさんは練習を続けながら治して行く事を選択しました。

その結果、施術をすると楽になるけど、次回は引きずって来院してきます。

何とか休んでもらいたかったが、休めないとの事。６回目の施術が最後となりました。
非常に残念でたまりません。

代謝の良いお子さんはビックリするような、回復力を持っているのに。自分の限界を超えているので良くなるものも良くなりません。

これまでの経験上、休める人と休めない人では回復にかなりの差が出ます。
休めない人は１年も２年も同じ状態で休める人は数週間後には今まで以上の頑張りや技術の向上ができます。

根性では良くならない事はわかってはいると思います。痛くて痛くて運動を辞めてしまった人は何人もいます。

休む事は非常に勇気のいるのは十分わかっています。早く気づいて行動して中学、高校、大学、社会人と野球を続けていってもらいたいと思います。