痛みに感謝
2020/01/12
おはようございます。
お元気ですか?
よく来院者から、手首や足首などにコリコリした物ができたんですけども、これって大丈夫ですか?って聞かれることがあります。
病院などに行ったら「ガングリオン」って言われますよ。
力士の肩にもよくできていますよね!コブみたいなヤツ!
使いすぎや強くぶつけたりなどの後に多くなりやすいんです。
自分の身体を守ろうとして、使いすぎやぶつけた時の衝撃から体がその部分をクッション材としてガングリオンを形成してしまうと考えます。
ガングリオン自体に特に痛みは無く、放っておいても問題はないのですが、中には神経圧迫がおこり、痺れや痛みがおこる人もいます。
しばらく様子をみれば自然に治まってしまうものもあれば、酷い場合には注射器で内容物を吸いとったり、手術で切除したりすることもあります。
切除しても、またできることも少なくありません。
しかし、ガングリオン周辺の筋緊張をとれば自然になくなっていきます。
やけどした時の水ぶくれと同じですね!自分の身体を守ろうと脳が判断する。
しかし、先天性無痛症の方は、痛みを感じません!
それって良いじゃん!?って事ではありません。先日、ある本に「末期がんの患者も延命できなくても痛みだけはとる。
高齢者の腰痛、関節痛や頭痛、腹痛、排尿痛、さらに骨折や火傷の痛みまで、患者さ
んのすべての痛みを消し去ることができれば、こんなすばらしいことはない!」
「それは痛みを一時的に止める鎮痛剤ではなく、根本的な無痛な身体!」
こんなことは、すばらしいことでもなんでもない!!人類滅亡です!!
これは健康な身体ではありません。
痛みは異常のサインです。無痛の身体ができれば、あちらこちらで人が倒れていくでしょう!
無痛症の人が火傷をしても水ぶくれができません。だだれるだけです!
ガングリオンもできません。
痛くしてからこそ、痛みを感じる大切さに気づきます。
痛みがあるからこそ自分の身体を大事にします。
ありのままです。
励まして励まされてありがとう。
美原健康整体院。
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